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うにへのこだわり
うにの食べられる部位は生殖巣(精巣・卵巣)で油脂分が多く、殻から取り出すと形を保つことができずに溶けてしまいます。
そのため、一般的には「明礬(ミョウバン)」という食品添加物を使用し形を保つのですが、ミョウバンを過度に使用すると、特有の渋みがウニに付いてしまうため、うに本来の甘みが減る原因となります。
昭和29年創業以来、50年以上もの間、築地市場を中心に出荷し続けている老舗卸『村上商店』では、
「殻から取り出したばかりのうに本来のおいしさをそのまま、全国の皆様にご賞味いただきたい」と想う一心で、長年培ってきた経験、実績を生かし、独自の製法でミョウバンを使用しない無添加の生うにを作り上げました。
ミョウバンを一切使用していない無添加の生うには、ミョウバン特有の渋みがなく甘みも減らないので、口の中に入れた瞬間、うに本来の濃厚な甘味がとろけるように広がります。
しかし、ミョウバンを使用しているウニに比べ、長時間形を保つことができないため、海から獲れたばかりの新鮮なうに以外では作ることができません。
当店では新鮮な極上の無添加生うにをお届けするために、商品の作りおきは一切せず、ご注文を頂いてから注文分だけを製造し出荷しております。市場に並ぶ日に皆様の食卓へお届けできるのは工場直送ならではです。
市場に出ている殆どの生うにはミョウバンを使用しているため、無添加の生うには大変希少な品です。
うに丼やうに刺しなど、生で食べることはもちろんのこと、蒸したり、焼いたりなど調理するとミョウバンを使用したうにと比べ、甘みの違いは歴然です。
北海道の厳しくも豊かな自然に育まれた、無添加の生うにを心ゆくまで御堪能ください。
また、うにのためだけに調味した『うにむらかみ 秘伝の丼たれ』をかけると、うにの甘みがグッと引き立ち、よりいっそう美味しくお召し上がりいただけます